- 期間
- 令和6年8月28日(水)11:00~13:00
- 会場
- ミクスネットワーク 4F 会議室
- 審議委員
- 青山恵美子・市橋章男・木村康平(代理:遠藤元志郎)・長坂秀志 丹羽美穂子・萩原幸二・服部言依・山本真道(代理:前田晋作)・渡辺傅次郎
(順不同/敬称略) - 事務局
- ミクスネットワーク編成部/石川康雄・宮地麻生・嶋崎早穂
- 進行
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1.あいさつ
はじめに森崎社長よりご参集頂いたお礼と挨拶が述べられた。
そのあと7月から会社として体制が変わり、トヨタ自動車・中部電力などの合弁会社であるCNCiグループに加盟したことおよびグループの概要が報告された。これまでミクスネットワークは、グループに属さず事業を進めてきたが、メディア業界が激動の時代を迎える中、有線だけでなく無線事業も視野に入れたチャレンジが今後必要であり、そのためには1社よりもグループに属して取り組んでいくことが効率的であるとの観点からグループ加盟が決定されたことが報告された。
最後に審議委員の皆様に、この放送番組審議会で忌憚のないご意見をお願いしたいと挨拶し退室をした。
そのあと、市橋章男氏が会長、青山恵美子氏が副会長に任命され、会の進行に移った。
2.議 案
(1)「武将とぐるり!城めぐり珍道中」#7歴史の里 田峯城 視聴
2024年2月から放送開始し、現在東海4県10局で放送している「武将とぐるり!城めぐ り珍道中」の番組視聴に移った。
(2)番組意見
1)田峯城に行ったことがあり懐かしく見ていた。
意外とポップな作りで、流行のアクティビティなども紹介されていてよかった。 ただ、田峯観音など古いものにもスポットをあて、深堀するとより良くなると思う。 岡崎からの交通手段などもわかるとよりよい。2)田峯観音も有名なので紹介してほしかった。
グルメや酒の情報もあって面白かったが、現地を訪れたらいつでも食べられる場所が あるのかどうかなどの紹介も欲しかった。3)家康との関わり、家康にまつわる歴史がもう少し紹介されているとよかった。
ニジマスのつかみ取り対決の対戦相手が今回は大人だったが、子どもを対戦相手にすると、それを見た視聴者の子どもの興味を引きよりよかったのでは?4)番組のターゲット層はどこにしているのか?
内容的にも映像的にも素晴らしかったが、歴史を語る部分でもう少し子供たちにもわかりやすくし、将来的に岡崎に興味を持ってもらえるような工夫があるとよかった。番組の最後に次回の案内があり、次も見たくなるよう紹介がされていてよかった。5)笑いありで楽しい番組だった。AIナレーターも採用されていて、最新の斬新な番組で面白かった。次回の放送日程についても紹介があるとよかった。
6)交通アクセスの紹介があるとよかった。
岡崎から行ける場所を題材にするなど、「身近」というテーマに重点を置いていることがケーブルテレビらしくよかった。また、ドローン映像から自然の豊かさが伝わってきてよかったと。
この番組は、出演者たちのやりとりに台本があるかないかわからない面白さが魅力で、 またゲーム対決を取り入れていることも見る人の興味をかきたて良い演出だと思った。7)田峯観音には行ったことがあるが、城には行ったことがなかったので興味深かった。
岡崎から遠い場所ではないことはわかるが、具体的なアクセス方法もわかると観光情報的により良かったと思う。8)オープニングのつかみがよくて15分間見てみようと思える導入だった。
また歴史の深い部分も紹介されていて、玄人うけの部分もあり良いと思う。途中、男川のあゆパイを紹介しており、岡崎のお土産も知ることができてよかった。
キャンプ場を紹介することでファミリーに、お酒を紹介することで大人に、と幅広い世代に対する情報があってよかった。加えて、子ども向けの情報発信もあるとより良くなると思った。9)昨今の民放の番組は、お笑い芸人などが強く押し出されていて見飽きている。
今回視聴した番組については、民放との質の違いや地元性がよく出ていてよかった。15分でどこまで歴史の要素を入れるかだが、武将隊にもう少し歴史について詳しく話しをさせてもよかったと思う。
番組制作においては、こういう番組を作りたいという思いがあっても、どういう人をターゲットにするかによって情報を絞る必要がありバランスが難しい。テレビ離れを食い止め、テレビを見てもらう機会を作るためには、家族で観られる、また家族で一緒に 観て話題になる番組が大切だと思う。そういう意味では今回の視聴番組は上手く作られていたと思った。3.閉 会
石川部長が今回参集して頂いたお礼と積極的なご意見ご感想などに対する謝辞を伝え、放送番組審議会を終了した。
以上を明らかにするため、議事録を作成する。
令和6年8月28日
ミクスネットワーク株式会社 放送番組審議会
会 長 市 橋 章 男
ミクスネットワーク株式会社 会社代表
代表取締役社長 森 﨑 健 吾